半年前にお話をいただき、色々なタイミングとご縁に恵まれて担当させていただくことになった国際文化理容美容専門学校の栄養学の講師。
なんとか無事?に担当の全日程が終了いたしました。
無事に“?”がつくのは最終日に風邪をひいて声が出なくなってしまったから
とんでもないかすれ声なのに「先生!僕ハスキーボイス好きでーす」とか言って明るく盛り上げ、授業を聴いてくれた生徒達。
聞き苦しくてごめんなさい。
そしてありがとう!
こういう状況の時に思い出すのが、演劇部時代に知った「Show must go on」というフレーズです。
幕が開いてしまったら、例えどんなことが起ころうとやり切らなければいけない!!
頼れるのは舞台に立ってる自分だけ。
意外とこの緊張感が好きだったりするんだけど
とはいえ、何があっても自分を信じていられるのは、起こり得そうな事を事前に想定して準備して、自分の引き出しに入れておくから。
今回も「退屈してみんなが寝始めちゃったらどうしよう」とか「お喋りが止まらなかったら…」「たくさん質問がでてきたら…」などなどいろんな想定をしつつ
8月の夏休み前からコツコツと準備を進め、19,20歳の生徒さん達が自分事に感じられる内容は何かなーと工夫を散りばめて授業に挑みました。
ついつい熱心に語りすぎちゃったりもしましたが、みんな優しく根気強く聴いてくれました!
・毎食の献立のポイント
・綺麗を高める食材
・甘酒や甘味料のこと
・お塩について
・お味噌について
・お豆腐について
少しでもこれからの彼らの生活のヒントになれたら嬉しいな
授業にはなるべく実食を取り入れているのですが、私の担当は味噌玉作り。
インスタントの要領で手軽にいただける、手作りお味噌汁の素をみんなで作ります。
今回の味噌玉には、マルカワ味噌さんの「日本」というお味噌を贅沢に使い、出汁は昆布の粉、具にはワカメと切干大根を混ぜました。
クラスの代表が40人分をまとめて混ぜ混ぜし、それを一人分ずつ取り分けてラップで包めば味噌玉の完成!
あっという間にできちゃった♪
授業の後半には味噌玉をコップに移して、お湯を注いで…
みんなで美味しくいただきました💕
マルカワ味噌さんのお味噌に続いては
海の精さんにご協力いただき、伝統的な塩作りもお伝え。
伊豆大島での塩作りの動画に生徒さん達も興味深々。
「伊豆大島は東京都だから、東京都産のお塩なんだよー」というとさらに身近に感じてくれていたようでした。
マルカワ味噌さんや海の精さんなどご協力いただいた生産者さんはもちろん、味噌玉作りの実習を助けていただいた学校の先生方もありがとうございました。
会社の仕事でも感じることですが、やはり1人では何にもできない。
見えない部分を支えてくださる方々がいて、物事はなんとか上手く進んでいくんだなぁと改めて実感いたしました感謝💓
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