ガイアの夜明けという番組が、IT技術で畜産や農業の現場を変えるというテーマを取り上げていました。
農業がどう変わるの?と興味が湧いてみていたら、減農薬に取り組む大豆農家さんのお話し。
大豆は虫に弱くて、虫が発生すると収穫が出来なくなってしまうため予防も含めて農薬を撒くそうです。
広ーい大豆畑、細かくはまけないのでトラクターでザバーっとかけていきます。
そしてちゃんと農薬が効いているか、虫が発生していないかの確認は、人が畑に入っていっての目視。
手間かかりますよね。
そこでIT技術として登場したのがドローンです。
ドローンに4Kカメラが搭載してあって、畑の状態を上空から撮影。
その画像をAI(人工知能)が分析して、ピンポイントで農薬が必要な場所を教えてくれ、そこにドローンが農薬散布にいくというシステムでした。
実際に農家さんのご協力でこのシステムのもとに栽培された大豆がでてきましたが、収穫量も全く変わらず、使用する農薬の量は激減したそうです。
農薬が減るということはそこにかけるコストも手間も、農家さんの健康被害も減るということ。
素晴らしい!
最近AIの話題が多く、人工知能やスーパーコンピューターによって多くの仕事がなくなるなんて言われていますが、こういうことか!とすごく納得。
人力をかけなければならなかった部分をコンピューターやロボットが代わってくれて、人間はもっと創造的なことや表現するようなことにゆっくりかかわれる。
さらに安心の食べ物までついてくるなんて!!
未来の当たり前にワクワクします
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