親子で糸かけ曼荼羅

ITOKAKE

雨続きの夏休み。
思うように外遊びもままならないお子様とお母様にむけに、急遽プライベートワークショップを開催しました。

ご参加いただいたのは4歳の娘さん、6歳の息子さん、そしてお母様。
もちろん皆さん糸かけは初めての挑戦です。

ご用意したのは娘さん用に10㎝角に11本の釘を打った板、息子さん用に23本の釘、お母様用に48本の釘を打った20㎝角の板。

まずは娘さん。
普通の糸では細すぎて難しいので、今回は刺繡糸を利用しました。
はじめこそほとんどがお手伝いでしたが、2週目のピンクではコツをつかみ、3週目の黄色の糸はほぼ自分でかけ終わるという快挙。
飽きちゃうかな・・と3週の作品にしましたが、もう一周多くても大丈夫だったかも。
かわいらしい優しい作品です。

続いては息子さん。
急に開催することになったので、ちょうどよい糸のご用意が間に合わずに細めの糸で挑戦いただきました。
ピンの数を数えながら、一生懸命かけ続けます。

糸が細くて扱いが難しかったにも関わらず、「やっぱり次はこっちの色にする!」と計画していた糸の色を変更したりしながら、なんとか最後までやり切りました。
特に最後の一周は「もうすぐできあがる!!」という彼のワクワクの感情が伝わってきて、私までとっても嬉しかった~。

元気溢れる色遣いの作品です。

最後はお母様。
私がお子様2人の作品にかかりっきりだったので、こちらは最初にちょこっとご説明をしただけでほぼ自力で作成いただきました。
中心からの色のグラデーションが考えられていてとっても素敵な作品に仕上がっています。

糸かけ曼荼羅は「今ここ」に集中するマインドフルネスとしてもおススメしているのですが、今回の親子ワークショップで感じたのは、4歳には4歳なりの集中、6歳には6歳なりの集中と達成感があるんだなぁということ。
そして普段忙しく家事や育児に追われているお母様には、何かに没頭するという集中時間をご提供できたのではないかと思っています。

新たな経験や成功体験になったであろう糸かけ曼荼羅。
楽しかった夏休みを思い出すきっかけアートとして飾っていただけたらうれしいな。

なかなか集合でのワークショップ開催が難しい中、今後はこのようなスタイルもアリかな、なんて考えております。

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