糸かけのお話(鳳凰編)

ITOKAKE

最近作成した糸かけについてMUUSEOinstagramでは紹介をしておりましたが、その背景の想いも残しておきたいなとブログにしておくことにしました。

まず始めは縁起の良い鳳凰をモチーフにした糸かけです。

赤龍は鳳凰なんだよ、なんて話を聞いた後だったので赤をテーマに、シュッとしたイメージで20㎝角の板に作成してみました。

翼が交わる角度を試行錯誤。
だってね、ちょっと角度が違うだけで全然表情が違うのです。
結局スッとスマートな感じにしてみました。

次のは違う作り方でまたまた20㎝角の鳳凰。
こちらはそんなに時間もかからずシンプルな作業でできたので、ワークショップなどに展開していくこともできるかも。

調和とかバランスなんてキーワードがきていたので緑の鳳凰になりました。

さてさて、すっかり鳳凰制作の波にのったところで次にやってみたくなったのも世の中では鳳凰デザインとして扱われているものなのですが、これは作り始める前から鳳凰ではないイメージが浮かんでいて…
というのも、色塗り実験をした板が目に入ったのですよ。

急に思い付きで始めたさまざまなグラデーションの実験
思い付きなので「失敗したらやり直せばいいしー」ってとにかく気軽に、好きにやってみてるので楽しい♪

なんでこういう気楽なの、楽しいんでしょうね。

たぶん学校でも会社でも「失敗」って許されないイメージがあって、そうするとなかなか新しいことにチャレンジできなくないですか?
思い付きでやるのではなく、下調べをしてきちんと準備をしてことに当たらないと怒られてしまうし…。
でもね、本当は閃いた思い付きのようなアイデアを次々とトライして、たくさん失敗して、ああこのやり方はダメなんだ…とかの経験を積むことが大事だと思うのです。

だってね、実はここにある板も「あり得ない色」になってしまったものをリベンジで塗りなおしたりしているんですよ(笑)
そしてやっぱりちょっとずつは進歩していると思っていますからね。

って、話がそれましたが・・・

上記写真の真ん中らへんにある小さめのブルーの板を使ってこんな作品。

太めの糸を使ったので、発色もはっきりくっきり、なかなか良い感じに仕上がりました。

しばらく眺めていたら、中心の窪んだところへたまたま手元にあった水晶をはめてみたくなり、こんな感じで入れてみましたよ

こうやって石と組み合わせていくのも面白そう。
こちらの作品は、私の中では水に浮かぶ水連になりました。

次々と連想ゲームのように思い付きで作成しておりますが、ここからまた新しいチャレンジにつながっていきますので、この語のお話はまた後日。

コメント

  1. kyotogoe より:

    素敵な進化です。
    ヨガ教室用の小さなもので結構ですので注文します。
    50センチ角くらいかな・・・
    あなたのセンスには何事にも驚かされます。

    • yukakatsumata より:

      kyotogoe様
      コメントいただきありがとうございます。
      糸かけ作品の件、別途ご連絡させていただきます!

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