ひとりある旅

LifeCreationLABO

突然の思い付きで江の島へ行ってきました。

6月に詰め込んだ様々な企画や絵本プロジェクトが一段落したこともあり、「よし、次に向かおう」という気分になったのでヒントが欲しくてあるセッションをお願いしたのです。

日常生活での次の一歩は自分自身でコーチングカードを使うこともあるのですが、今回のはもっと大きな一歩を踏み出したいという想い。
いうなれば「この先の自分の人生の中心をどんな軸にしていくのか、もっと踏み込んだところから考えてみたい」といった感じかしら・・。

そんな想いから、数日前に受けることができたセッションがなんとも私の心に響き渡りまして、キーワードの一つになっていた江の島へ行ってみたくなっちゃったんですね。

ん?素早すぎ??
カードコーチングでは24時間以内のアクションをお願いしているので、まあそれに比べれば数日たってるし・・(笑)

ひょんなことから会社もお休みできることになったので道連れさんを募集したものの、はやり急すぎて予定が合う方もおらず。
”オトナの遠足”ならぬ”おひとり遠足”になりました。

とりあえず小田急線か湘南新宿ラインに乗ればいいかなと新宿へ向かったら、なんと次に発車するのが片瀬江ノ島行の特急ではないですか!
こんな電車があるんですね。ラッキー♪

心配だった空模様。
電車に乗ってる時にシャワーのような雨になりましたが、駅についたら素晴らしく晴れあがっていました!

さて、いよいよ江の島にわたります。
実は江の島ってなぜかデートでよく来ることになっていたスポットで、なんとなく島の中の様子はわかるのですが、よくよく考えるとしっかりとお詣りしながら巡ったことってないかも。

ということで、しっかりじっくりのお詣り旅。

入り口の鳥居で写真を撮ったらとっても幻想的になりました。

なんと!太陽の周りに輪っかができているではないですか!

神々しさを感じますね。

鳥居をくぐって振り返ると、もうすっかり夏空。
遠くに見えるビーチも良い感じ。

階段を上って一番最初にあるのが、田寸津比蕒命(たぎつひめのみこと)をお祀りしている辺津宮です。

茅の輪が設置されていたのでしっかりくぐってきましたよ~。
早くこの騒動が治まりますように・・。

次が、市寸島比蕒命(いちきしまひめのみこと)をお祀りしている中津宮なのですが、こちらは写真を撮り忘れてしまいました・・。

その代わりに途中で写真撮ったのがこちら。
実は江の島は東京オリンピックのセーリング競技の会場なんですね。
着々と準備がすすめられ、島内でも応援の警官の方が多数見回りをしていらっしゃいました。

とはいえね・・・、島内って実はこんなに閑散としているのですよ。
すっごく歩きやすいけれど、これはこれでなんだか寂しい雰囲気。

こんな状況でお店やっていけてるのかしら・・・
心配しながらランチに向かった先は江ノ島亭。
普段は行列でなかなか入れない人気店とのことでしたが、やはりガラガラ。

しっかりと期間限定の生しらす丼、いただきました!!

さて、午後に向かうのは多紀理比蕒命(たぎりひめのみこと)をお祀りている奥津宮。
写真には写っていないのですが、奥に飾られていた鏡がとても印象的でした。

そしてお隣の龍宮へ。

やっぱり・・・。
何回も来ているはずなのにこの印象的な龍宮、これまでお詣りしたこと無いと思う。

その後は急な階段を下りていき、岩屋へと向かいます。
龍宮へお詣りした後だからか、行く手に見える雲が龍に見えますね!!

さて岩屋の1つ目の洞窟。富士山麓へ続くと言われている氷穴のほか、江ノ島神社発祥の場所がありましたのでこちらもしっかりお詣り。

そして向かった2つ目の洞窟。こちらがね、怖かった~。
洞窟の一番奥に作り物の龍がいたのですが、なぜかピンクの光を当てて音響まで流すという演出がされていて、見つけた時に思わずギョっとなりました。
後ろを歩いていた若い女の子たちに「これ、怖くない??」と声をかけ(一緒にいこうよ~)と心の中で叫んだのですが、「次の方はこちらでお待ちください」と感染防止の線が引かれていて来てくれそうもない。
仕方なく一人でピンクの龍に会ってきましたよ・・。
子供のころお化け屋敷で怖すぎて動けなくなり、お化けに助け出されたことから比べれば成長成長。

そうそう、もう一つこれまでに見たこと無かったものを発見したんです。
今にも泳いでいきそうな亀の形の岩!

ね、大海原にすすんでいきそうでしょ。

その先の海はキラッキラしていてとても奇麗でした。
あまりのきれいさにしばらく眺めていたら、暑さにバテてしまったので、帰り道にはかき氷もいただきましたよ~。

急なお詣りのご縁をいただき、急遽一人で小旅行のように行くことになった江の島。

せっかく行くなら誰かとワイワイしたいな~ってちょっと寂しくもあったのですが、実際に行ってみたら一人もなかなかよかった!

そもそものきっかけがこれからの自分の方向性探しだったので、”ひとりある”旅が私には必要だったのでしょう。

『ひとりの時間を持ち、内なる声を聴くこと。
あなたは人に合わせて自分の声を無視しているかもしれない。
けれど内なる声はあなたの行くべき道を知っている。
ひとりあることは決して孤独ではなく、内なる声とつながる本当の平安なのだ。』

これから向かうべき自分の道はまだまだ先が見えませんが、たとえそれが世間の一般常識とはちょっと異なることになっても、自分の心の声に従って進んでいこう。
私自身はそんなことを再確認できた旅になりました。

今世の中を見渡すと、たとえ家族や親しい友人であっても当たり前に思う感覚や思想、価値観が人それぞれになってきていますよね。
その異なる考えや価値観ですら尊重し共存するためにも、自分自身はどうありたいのかをきちんと整理しておいて良いタイミングなのではないかと感じます。そしてそのために必要なのが内観であり、自分自身の声を聴くこと。

セッションでもコーチングでも”ひとりある”時間でも、様々な自分の内なる声との向き合い方で自分自身とのつながりを深めていきたいですね。

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