1年お休みしてしまいましたが、2025年から箱根長安寺の年越し除夜イベントへの糸かけ作品の展示を再開しました。
これまでは背景を黒にして作成してしていた作品、今回は白の背景で挑戦です。
イベント終了後は本堂の天井にかざっていたらけるとのことで、これまでよりも若干小さめサイズになっています。
一点目のタイトルは「風」
いよいよ本格的に始まる風の時代を意識して、時代の変化の渦をさわやかな風の色で表現。
円の中心を白銀比で上にずらして変化を与えてみました。
王道の糸かけ作品らしく、円周のみに釘を打っています。
直線に張られた糸が重なって渦巻きに見えるから不思議。
時代の変化に合わせて、私たちもどんどん動きながら上昇していけますように。
2つ目の作品は「光の華」
こちらはとにかく釘をたくさん打って縁取り。
その輪郭の中を糸で塗り絵をしていく要領で仕上げた作品です。
糸を重ねるごとに色が追加されて、どんどん表情が変化する。
そんな過程を楽しみながら製作しました。
これからはそれぞれの個が重視される時代。
たくさんの光とともに自由にのびのびと自己表現して、自らの人生を華やかに彩っていけますようにという願いを込めています。
今回は作品の設置にも参加できませんでしたが、いつも通り素敵なライトアップで飾っていただき感謝です。
そして箱根を訪れた際に「糸掛け見たよ」とお声がけいただくことがとても励みになっております。
また来年、新しい作品をお届けできますように。
