もう何度目かもわからなくなっている年末年始の宮古島での滞在。
始めのころは「せっかくだから宮古島の観光をしなくちゃ」とか「美味しいもの食べなくちゃ」などなど、ガイドブックを見ながら動き回るのがメインで。
その後、甥っ子や姪っ子との滞在になってからはガイドブックは必要なくなったものの、とにかく公園巡り(笑)
でもね、今回は子供たちも大きくなり、私もだいぶ慣れて余裕ができたのか、ゆったりと島の自然の美しさや、ただそこにいる喜びみたいなものを感じることができました。
というわけで、せっかくなので写真を少しご紹介。
以前のブログで雪の富士山をご紹介しましたが、そこから2時間ちょっと。
見えてきたのはターコイズブルーの海!!
左上が宮古島、右下が来間島ですね。
宮古島からさらに離島へはこのような長~い橋でつながって、今では車で自由に行き来できてとっても便利!
さて到着した翌日は2022年の元旦。
これまた長~く北へ伸びている池間大橋という橋を渡って、池間島まで初日の出を拝みに行ってきました。
実はね、宮古島の初日の出は朝7時半近いのです。
そもそも暖かいし、お寝坊さんにも優しい(笑)
だんだんと空がピンクになって・・・
あ、太陽が出てきた~!!
(動画を撮っていたので、海から出てきた瞬間の写真でなくてごめんなさい)
でね、太陽がしっかり昇ってくるとまた違う空の色になるのです!
ちなみに左側に見える島は大神島。
名前からして有難い・・・。
実はこの日の夕方、この大神島にかかるように大きな虹が見れたのです。
「わ~、すごい!」と思ったものの、慣れない運転に一生懸命で写真を撮れず(涙)
すごく残念に感じていたら、なんとなんと翌日にこんなご褒美がまっておりました!
お店を出たら目の前にこれ!!
本当に虹の橋みたい♪
お空の話が続きましたが、海ももちろんとってもきれいなんです。
太陽に照らされていると本当にキラッキラ。
この長~い橋を渡ると、初日の出を拝んだ池間島です。
ここの海が半端なくきれいなの!
そんな海での一枚。
ん?釣りしたのかって?
甥っ子が使っていた釣竿を一瞬だけ借りました~。
そうそう、この釣りをアレンジして手取り足取りお世話をしてくださったのが、この島に生まれ育ったお兄様なのですが、お宅にお邪魔して、それぞれの兄弟みんなでお話をしていたら面白い海の話題になりました。
「オリンピックの仕事でセーリングの会場とか行っていたんだけど、なんであんな汚いところでわざわざやったんだろう。だってね、海の色これ(消えているテレビ画面)とおんなじだったよ。もっと普通の海でやったらいいのに。」
え?普通の海??
いやいやいやいや・・・・
「ここの海が特別なんだよ~!!」と思ったものの、「普通」って感覚面白いなと思いました。
私は東京生まれの東京育ち。
そして子供のころはまだ今のように整備される前のお台場でよく遊んでいたのでわかります。
確かにあの海は黒い!(テレビ画面ほどじゃないと思うけど・・(笑))
そしてその海の色は私にとっては「まあそんなもんだよね」という認識。
もちろんきれいな海の事も知っているけれど、それはわざわざ出かけていかなければならない特別な海なのですよね。
だから生まれた時からこのきれいな水が「海」というものだと認識していたら、あの黒さには逆の驚きがあるのかぁ…と、これまた私にとってはビックリな発見だったのです。
何が普通でどんなことが当たり前なのかって、結局その人が育った環境とか、体験してきたことで全然違いますよね。
ダイバーシティーとか多様性が叫ばれる中、これから大切なのは様々な経験や出会いを通していろんな世界に触れ、幅広い感覚を身に着けておくことかもしれませんね。
そう考えると甥っ子も姪っ子もいい経験してるな~。
最後に宿泊していたお宿から毎日のように見れたサンセット(に向かう太陽)
太陽や海と共に生きる島での暮らし。
有難いご縁によって土地の方々ともつながって、とっても豊かな時間を過ごさせていただきました。
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