鏡誕生ものがたり オーダー編

LifeCreationLABO

鏡作家の三輪愛さんにお願い中のオートクチュールの鏡。
数年待ちは当たり前・・とうかがっていたので呑気に構えていたら、「できました!」のご連絡をいただきました!

事の始まりは2年ほど前。
風の時代への突入とともにますます見えない世界の大切さに気付き、勉強を進める中でご縁もどんどん広がっていったころ

「その人の魂の鏡をオートクチュールで作ってくれる鏡作家さんがいる」

そんな話を伝え聞き、私も機会があったらお願いしてみたい!と思うこと数か月。

いつもお世話になっているSanctuaryの橙香さんとPANTALAクリームの美香子さんが「秘密の鏡のお話会」を開催するとのことでさっそく参加させていただきました。

初めてお会いした鏡作家の三輪愛さんは、沖縄にルーツをもつ関西人。
小柄なのに大きくクリっとした目がとっても印象的で、もうね、あっという間にファンになっちゃいました!

愛さんは”鏡を扱うのは今世が初めてではないだろう”というお噂通り、お話には鏡に関することが多方面から次々と出てくる。
私たちの日常生活では身だしなみを整えるときくらいしか利用しない鏡ですが、神社にお詣りする際に必ず鏡はおいてあるし、日本神話にも出てくる、そして西洋では魔法の鏡とかもあるんですよね。
そしてなんといっても天皇が受け継いでいく三種の神器にも八咫鏡が入ってる。

ん?
なんか鏡って思っていた以上に深いもの??
私が軽々しくオーダーしても大丈夫かしら???

そんな心配をよそにお話会はあっという間に終了。
最後はオーダーを希望される方の受注会になりました。

今日オーダーをしても鏡の誕生はその人のタイミングになるのでいつになるかわからないこと。
(8年くらい待っている方もいらっしゃるとか!!)
デザインは愛さんに降ってくるものを形にするので、たとえダンゴムシのようになったとしてもお任せになること。
あとは大きさや予算感の説明を受け、希望の方は愛さんと個別カウンセリングの日程を決めました。

私はいろいろ予定が詰まっていて翌月に。
「目からその人の深い所へ入り込んで見せてもらう」とおっしゃっていたのですが、それってなに???
いったいどんなことになるんだろう・・・。

駅で待ち合わせをして、予約いただいていたお店へと向かいながら、愛さんに開口一番で言われたのが
「佑香さん、生まれが特殊ですよね・・・」

え???
いたってフツーの家庭に生まれておりますが・・・。

今でもとても印象に残っている愛さんのこの一言。
その真意はまだまだわかっておりませんが、私の今世のテーマに関わるものなのかもな~なんてとらえています。

愛さんが選んでくださったお店は、私が生まれ育ったエリアが一望できる素敵なホテルのラウンジ。

美味しくいただいた春のスイーツ

浮き立つ心を表すかのような華やかなスイーツをいただきながら、さっそくオーダーする鏡についての打ち合わせです。
いろいろ検討したものの、やはりお守りのように持ち歩きたいので小さめのコンパクトのような形をお願いしました。

あとは楽しくおしゃべりをした記憶しかないのですが(笑)、愛さんからはまるで謎解きのようなキーワードをいくつかいただきました。
これらもこれからの人生で紐解いていくことになるんだろうな・・。

そうそう、うかがっていておもしろいな~と思ったのが「その出来事(見えること?)が過去なのか未来なのかはわからないんです」ということ。
魂には時間という概念もないときいたこともあるし、なるほど~なんて感心しつつも、私にとってはまだまだ理解できない領域です。

なんて、こんなことばかり書いていると「愛さんってあちらの世界の怪しい人?」みたいに思われてしまうかもですが、じつは有名雑誌に取り上げられたり、パリで個展を開かれたり・・まあ素晴らしいアーティストさんなのです。(私はこのあたり後で知った・・(笑))
素敵な作品はこちらで少しご覧いただけますよ!

そんなこんなで楽しい時間はあっという間に過ぎ、鏡の生まれるのを待つことになったわけです。

それから約一年。
今年は受注会ではなくて、鏡をすでにお持ちの方むけの「鏡のお磨き会」をやります、と主催者の美香子さん、橙香さんからのご連絡。
きけば鏡はまだ生まれていなくても、すでにオーダー済みの方なら参加OKとのことでしたのでもちろん参加させていただくことに。

その時の様子はこちらのブログにも書きましたが、これまで愛さんが産み出した鏡さんが大集合で
どれもその方の雰囲気にピッタリと合っていて、そして思っていた以上に本当に綺麗!!

お磨き会のために橙香さんが整えてくれたグリッド

「ああ~、早く私たちも自分の鏡に出会いたいね」
その時となりに座っていた、同じように鏡を注文中のSさんと語りながらその日は帰路についたのでした

お受け取り編へつづく

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