グルテンフリーのおはなし

食の活動

昨日は父が米粉ロールケーキを買ってきてくれました。(写真はイメージです(笑))

最近私が食にいろいろこだわっているのを知っていて、迷いながら選んでくれたようです。
うれしい!!爆笑

いろいろなところで見かけるようになった米粉の商品。
その背景にはグルテンフリーへの注目が影響しているのではないでしょうか。

グルテンとは小麦やライ麦、大麦に含まれるたんぱく質の一種で、ケーキを膨らませたり、うどんのコシやパスタのモチモチ感をだしている成分です。
ここ60年くらいで小麦の品種改良が進み、含まれるグルテンの量は増えているそう。

まずグルテンの中の「グリアジン」というたんぱく質成分ですが、脳内で麻薬のような働きをして私たちの食欲を刺激します。
このグリアジンの中毒性は強く、たとえば朝にパンを食べると、お昼はパスタ、おやつにクッキー、夜はお好み焼き・・・というように脳がグルテンをもっと欲しがるのです。

さらに小麦製品に含まれる「アミロペクチンA」というでんぷん質は血糖値を上昇させる働きが強く、インスリンの分泌を急激に増やします。
インスリンの分泌が増えると体内での糖化が促進され、太りやすくなるのはもちろん、お肌の老化や肌トラブルの原因になるなど様々な弊害が起こってきます。

現在このグルテンが原因で問題になってるのがセリアック病とグルテン過敏症です。
セリアック病はグルテンにより小腸がダメージを受け栄養が吸収できなくなる深刻な病。
それ以外の何らかの体調不良がでるアレルギー体質をグルテン過敏症といいます。
実は日本人のほとんどがこのグルテン過敏症なんだとか。

もしかしたらあなたのニキビや便秘、ダイエットしているのになかなか効果が見えないな・・なんて症状もグルテンが原因かもしれません。

とはいえ現代の食事から完璧に小麦を排除するのは不可能。
どのような弊害があるのかの知識を身につけ理解したうえで、なるべく日本人の主食であるお米をいただいていけたらいいなと思っていますニコニコ

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