昨年復活した箱根長安寺さんの年越し除夜イベントへの糸かけ作品展示ですが、今年はお寺の所有している四神をテーマにした漆作品を展示されるとのことでお休み。
大きな作品は作らないのですが、せっかくなので私も四神をテーマにして作品をつくってみようかと、30㎝角の板でチャレンジしました。
四神とは、中国古代の天文学・陰陽五行思想を起源とする東西南北の四方位を守護する神獣のことで、方位だけではなく季節・五行・色などと結びついています。

「こんなの作ってみました!」と準備も佳境に入っているお寺へ持参したところ、漆塗りの四神の作品と並んで、今年も飾っていただけることになりました。
漆の色合いがどんなだったかかなりうろ覚えでしたが、なかなかにぴったり。
ちなみに漆でこの4色を出すのが非常に難しいそうです。つやつや具合にうっとり。

私の作品を飾り付けるための大きな板がすぐに用意され、上手にひもで括り付けてくれています。
夜間の照明に照らされるとこんな感じ。
意味を書いた紙も貼ってあるので、少しは伝わるかな・・・

右のブルーは「青龍」。東方を守護する聖獣であり、瑞々しい春の季節と、鮮やかな青(ブルー)を象徴しています。思ったより釘の本数を多くしてしまい、糸のかけ間違いが多くて大変でした(笑)
その隣は「朱雀」。南方守護の聖獣であり、情熱的な夏の季節と、鮮やかな赤(レッド)を象徴しています。
ベージュっぽい色合いの作品は「白虎」。西方を守護する聖獣であり、実りの秋の季節と、鮮やかな白(ホワイト)を象徴しています。背景の板を白で統一してしまったので、いろいろと悩んだ結果の色使いです。
最後に一番手前の作品は「玄武」。玄武はカメと蛇が合わさった姿の北方を守護する聖獣であり、静寂な冬の季節と、鮮やかな黒(ブラック)を象徴しています。

新年を迎えるにあたり、本堂の正面にライトアップして飾っていただきました。
いつもの大きな作品のような迫力はないですが、漆の芸術品と対になって空間の意味づけに一役買えたのでは・・・。
2026年も皆様にとって良き一年となりますように。


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