自分を信頼すること

LifeCreationLABO

昨年の春から始まった英書の読書会。
Dalai Lama’s Catという本をみんなで少しずつ読み進めながら、ダライ・ラマの教えを考えを学んでいます。

再び緊急事態宣言になってしまったため7月8月とオンラインでの開催だったのですが、画面越しでもメンバーと会い元気をもらえること、そして英語の勉強だけではなく精神性についても学べる豊かな時間になっていることに本当に感謝です。

本の内容や主催者の橙香さんが引いてくださるオラクルカードを見ていて、ここ数回私がテーマと感じていたのが「自分を信じる」ということなのですが・・。
世の中が不安定で人々の不安や恐れの感情が渦巻いている今、同調圧力もあったりしながらも様々な価値観が交錯してきていて、もうね、何かを人のせいにしたりただただ従う時代は終わりだなと感じるのです。
これまでのようにどこかにある正解を探し出すのではなく、もはや正解はない中で自分なりの解や決断をしていかなければならないし、そうするうえで大切になってくるのが自分自身や起こること自体をも信頼する精神だなと思います。

物語の中では、ダライラマの飼い猫として平穏に暮らしていた猫ちゃんが、ダライラマのお部屋の改装をきっかけにしばらく違う場所で暮らすことになるのですが・・
突然のお引越し(本人は「誘拐された~」くらいの出来事(笑))にはじめはこの世の終わりと思っていた生活も、次第にその中でこそ経験できること、楽しめること、幸せを感じられることに気付いていくというストーリー。

いろんなエピソードがちりばめられつつ、教えとしては「塞翁が馬」の中国の故事に集約されていきました。

幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからない。
だから安易に喜んだり悲しんだりすべきではないというたとえです。
そして、人生においては何が良くて何が悪い事なのか、後になってみないと解らないという意味もあります。

よく「人生であの時がすごく大変だったけれど、その経験があったからこそ今の自分がある」みたいなエピソードを聞きますが、自分にとっての最悪の時間、真っ暗な時間こそ、実は次のステップへのきっかけになる大切なものだったり。
だから今まさに「なんでこんなことになっちゃってるんだろう」「思い通りにいかない、大変だ!」なんて思えるようなことになっていても、「ここから何につながっていくんだろう」とか「これにも何か意味があるんだろう」と冷静に起こることを見つめていたい。(実際はなかなか難しいんだけど・・)

自分の身の回りに起こることに一喜一憂するのではなく、「最終的には良いところへ着地するはず。きっと大丈夫」と心から信じられる平穏さや穏やかさをもって過ごしていけたらいいですよね。

ただそのためには心(感情)、身体、そしてスピリット(魂)すべてをバランスよく整えていく必要がある・・みんなで議論した最後はそんなまとめになりました。

自分で認識している感情だけではなく、深層心理や潜在意識のレベルで望んでいることまでを紐解いて整えていく作業、まさにLifeCreationLABOがお伝えしていきたい「自分軸」ではないですか!

自分自身を信頼するための自分軸の確立。これからますます重要になりそうです。

こちらは心穏やかな静かな時間を作りたくで思わず夜中に作成した糸かけ曼荼羅。
早く世の中が落ち着きますように・・との祈りを込めました。

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