糸かけのお話(番外編)

ITOKAKE

前回のブログに引き続き、糸かけ作品のお話しです。

鳳凰の糸かけに夢中になっていたら、Facebookの投稿にメッセージをいただきました。

「そのうち馬もできるね」

馬!!

メッセージをくださったのは馬術部の先輩で、とてもとても馬への思い入れのある方。
これは、是非是非びっくりさせたいではないですか!

どんなやり方があるかなぁと調べてみたのですが、私的には「こういうのはなんか違うんだよな…」という方法を使うしか無さそう。

それは、釘で輪郭を作ること

だってね、やりたいのは糸かけアートなんですよ。
釘打ちすぎたら、もはや釘打ちアートになってしまうのではないか・・・。

う~ん・・でも面白そう。
それにぜひぜひ先輩のビックリな感想がききたい!!

ということでやってみたら…、釘打ちが意外と大変!
いやいや、甘く見ておりました。

何本打ったか数えておりませんが、できあがったのがこちら

馬の糸かけです。

実験にと20㎝角の板で作ったので、釘打ちが細かすぎてかなりボコボコ。
でも大好きな作品になりました💕

釘打ちで輪郭作るのもアートのひとつ。
なんでもやってみないとわからないもので、先に思い込みで枠を作ってはダメだなぁと反省です。

なかなかに評判もよいので、これはオーダーいただけるように今後改良していきたいなぁ。

という事で釘打ちアートの面白さにハマったところ、会社のお仕事が節目を迎えました。
関わっていたプロジェクトの新サービスが始まったのです。

こんなご時世なので大袈裟なお披露目はできないね…ということでささやかなお祝い。
夜な夜な糸をかけまして、事務所の入り口にこっそり飾ったサプライズ♪

馬の釘打ちアートの経験が活きて、ロゴの糸かけになりました。

この前に馬の糸かけを使ってなければ、ロゴ作ろうとは思ってなかったかもしれないなぁ・・、そう考えるとこれも面白い流れです。
以外に会社の人たちが写真を撮ってくれていたりして。
これまで糸かけに縁がなかった方たちにも、こうやって知っていただけるのが何よりもうれしい!

これまでの”糸かけ曼荼羅”という作品から少し離れて、自由気ままな糸かけが今年のスタイルだなぁなんて思っていたら…

すごいオーダーが飛び込んできましたよ!!

「ガラスに糸をかけてくれませんか?」ですって。

はい、やってみました。

糸をかけるガラスの板は、TOM GLASSさんで特別に作成いただいたもの。
釘の代わりにガラスのポッチに糸をかけます。

これがね、意外とツルンツルンいくんですねー。
でもなんとかかけられてよかった。

できあがった作品は光の当たり具合で表情が変わってとっても綺麗。
以外にず~っと眺めていられます(笑)

というわけで、停滞しているように見えても少しずつ変化している糸かけ。

今後も進化していきます!
ぜひお楽しみに。

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